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英国R.A.D(ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス)とは・・・
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バレエの水準を維持し、向上させるためには、これからの世代を担っている若い生徒たちを正しく指導しなければなりません。
お粗末な教授・指導の結果、子供たちのまだ形の出来上がっていない体は損なわれやすいので、そのような事のないように、若い才能を正しく、また適切なスピードで励まし育んでゆく為に創設された教育機関がR.A.D(ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス)です。
R.A.Dは1920年に、当時ヨーロッパで活躍していたデンマーク派、イギリス派、フランス派、イタリア派、そしてロシア派を代表するような偉大な踊り手達によって創立されました。
今日、このR.A.Dの教授法は80ヶ国以上の国で用いられ、毎年世界中の約17万人以上の生徒たちが200人以上の正式なR.A.Dの試験官により、「シラバス」(教授細目)に基づき試験を受けています。
子供の試験は、9段階に分かれ、また、専門にバレエを勉強していこうとする生徒の為の試験は、4段階に分かれています。
その他に、教師の資格を取る試験も行われいてます。
それぞれの試験は、レベルの異なる生徒や教師の進歩を慎重に測定できるように考案されています。
試験の結果は生徒や教師たちの成績等級が慎重に測定され、R.A.D本部に記載されます。
日本では毎年5,6月に子供(グレーデット)の検定試験、10,11月に専門科(ヴォケーショナル・グレーデット)の検定試験が実施されています。
子供の成長とともに、世界レベルの検定試験を受けながら、バレエの技術・情操を身につけていける、安心できるバレエ教育組織です。 |
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